ニュース
Teslaはソフトウェアアップデートでどう変わるの? 死角確認、性能アップ、クルマのダンス、ドッグモード:走るガジェット「Tesla」に乗ってます(6/6 ページ)
Teslaには従来のクルマでは考えられないような機能がソフトウェアアップデートで追加される。中にはメタルに合わせてクルマがダンスをする機能まであるのだ。
ペットを車内に残してクルマを離れる
ソフトウェアに関する話題の最後に、2019年のアップデートで追加されたユニークなモードをご紹介します。「ドッグモード」です。大容量のバッテリーで動作するEVはクルマから離れてもエアコンをつけっぱなしにできます。夏の暑い日、極寒の冬など、ペットを空調で快適な車内に残してクルマを離れることができる機能です。
その際、通行人などに車内が快適であることを知らせるために、スクリーンに「ドライバーはもうすぐ戻ります」というメッセージと車内の温度が表示されます。既に死別しましたが、約17年間ワイヤーフォックステリアという英国原産の犬を飼っていた経験からすると、夏の暑い日は外を連れ回すよりエアコンの効いた室内に置いておく方が犬にとって幸せなのではないかといった状況もあり得ます。よく考えられた機能です。
著者プロフィール
山崎潤一郎
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「トヨタの本気」全力攻勢のEVに、Teslaオーナーが期待すること
衝撃のトヨタのEV(BEV)展開をTesla乗りは面白くない? いやいやそんなことはないです。
Teslaロングドライブ、横浜から岡山まで1400km 残り5%予測ギリギリ旅の乗り切り方
筆者のTesla Model 3による往復約1400kmの旅と、1回の満充電で776kmを走破したロングドライブ記録保持者の体験談を紹介。
Tesla乗りだけが感じ取れる「ファントムブレーキ」の怪異を知ってるか? オートパイロットの快適さと限界
まるで幽霊にでも出会ったような……。
Teslaでの長距離ドライブ、820km走って電費1000円いかないカラクリ
Teslaに乗り始めた山崎潤一郎さんが初の長距離ドライブ。なぜここまで燃費ならぬ電費が安いのか。その仕組みを明かします。
