ニュース
iPhoneが追加ハードなしで「タッチ決済端末」に? Appleが企業買収し開発中か
Appleはスマートフォンを決済端末に変えるカナダのスタートアップ企業を2020年に買収していた。
Appleは、Squareなどの追加ハードウェアを導入せずにiPhoneで直接支払いを受けられる新サービスを小規模事業者向けに計画していると、Bloombergが、事情に詳しい複数の関係者からの情報として伝えている。
Appleは、2020年8月にスマートフォンを決済端末に変えるカナダのスタートアップ企業「Mobeewave」を約1億ドル(約106億円)で買収しており、これらを実現するための開発に取り組んでいるようだ。
Appleが計画している機能では、iPhoneを決済端末とし、フードトラックやヘアスタイリストなどのユーザーが、iPhone背面にクレジットカードや別のiPhoneをタップさせるだけで支払いを受け入れることができるようになるようだ。
今後数カ月以内にソフトウェアアップデートを介して機能の展開を開始する可能性があると関係者は話しているという。Appleは近い将来、iOS 15.4の最初のベータ版をリリースする予定で、早ければ春に消費者向けの最終リリースが見込まれるそうだ。
関連記事
- 「MacはもともとWindowsだし」にならなかった理由
Macのムコ選びを当事者視点で描いた「アップル薄氷の500日」を元に、Macの土台がWindows NTにならなかった、その経緯をまとめた。 - 「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた
Twitterで「MacはLinuxだった」という発言が流れてきて話題になっていた。古参編集者がいろいろ思い出したので、昔のことを話してみた。 - ローソンでApple Pay利用、Pontaポイントが通常プラス16%に(2月いっぱい)
昨年12月からスタートしたキャンペーンが現在も継続中だ。 - 厳しい戦いを強いられるTポイント 競争激しい共通ポイントの今を決済ジャーナリストにいろいろ聞いた
大手企業の「Tポイント離れ」が起こっている一方で、「楽天ポイント」や「dポイント」が活発な共通ポイント業界。現状について決済ジャーナリストの鈴木淳也さんに聞いた。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.