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買い物DXが起こる? 体験して分かった地方の電子ペイメント事情:小寺信良のIT大作戦(5/7 ページ)
宮崎県に住む小寺信良さんが、イオンのレジゴーを体験。そこから考えた、地方での電子支払いの現状とこれからの課題。
これは便利……なのか?
買い物が終了したら、会計である。これにはレジゴー専用レジへ行く必要がある。専用レジにQRコードが付けられており、レジゴーアプリの「お支払い」ボタンでこのQRコードを読み取る。
するとレジ端末に、スキャンした商品リストがズラズラっと転送される。まだサービスが始まったばかりなので、売場係員も数名待機しており、係員が持つ端末にも買物情報が転送される。カゴ内の商品とリストを簡単に確認しているようだ。「お買い物は21点でお間違いないですか?」と聞かれるが、正直こちらも品数を気にしているわけではないので、なんとなく「は、はい」と応えるしかない。なおレジゴーで買い物可能な点数は、100点までだそうである。
リストが転送された時点で合計金額も転送されるわけだが、ここから先は、スキャンが完了したセルフレジと同じである。現金やWAON、各種クレジットカードでの支払いが選択できる。支払いが完了した後、新たに表示されるQRコードを別のゲート用マシンにスキャンさせ、支払いが完了していることを証明して、レジコーナーを出る、という流れだ。
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