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水が漏れないダンボールで作った収納箱、コクヨが発売

コクヨは10日、機能性ダンボールを手がけるアイザックと共同開発した収納箱「CARTON 2.0」を発売した。食品の保冷などにも使える。

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 コクヨ(大阪府大阪市)は2月10日、機能性ダンボールを手がけるアイザックと共同開発した収納箱「CARTON 2.0」を発売した。直営店「THINK OF THINGS」(東京都渋谷区)とそのオンラインショップで取り扱う。価格は2900円(税込)。


「CARTON 2.0」

 水産品や冷蔵品を運ぶために使われるアイザックの特殊なダンボール「クールダン」を用い、日常生活で使いやすいサイズの収納箱を作った。ダンボール原紙にPETアルミ蒸着フィルムをラミネートした構造で、耐水、防湿、保冷といった効果が期待できる。


ダンボール原紙にPETアルミ蒸着フィルムをラミネートした構造

 箱とふたはそれぞれ1枚のダンボールを折りたたんで作っているため「すき間がなく、水を入れても漏れない構造」。箱の上部には深めの“折り返し”を設けて運搬を容易にした。

 コクヨは「大切な書類や服の保管、食品の保冷、ランドリーボックス、プランターボックスなど従来の用途を超えて様々なシーンで役立つ」としている。

 外形寸法は415(幅)×368(奥行き)×252(高さ)mm。廃棄時には焼却処理が可能で、ダイオキシンは発生しないという。

 アイザックは1953年に富山県で創業し、1980年には日本で初めて機能性ダンボールを開発したメーカー。現在も機能性ダンボールの分野で業界トップシェアを維持している。


様々な利用シーン。氷を入れて食品の保冷にも使える

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