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マネージドNFSサーバのAmazon EFSが大幅性能向上 読み取りのレイテンシがミリ秒からマイクロ秒単位に

AWSが、マネージドNFSサーバのAmazon EFSの性能を向上。これまでメタデータやデータ本体の読み取りのレイテンシは数ミリ秒(1ミリは1000分の1秒)だったが、約600マイクロ秒(1マイクロ秒は1ミリ秒の1000分の1)まで高速化できたという。

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この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「マネージドなNFSサーバのAmazon EFSが大幅性能向上、読み取りのレイテンシがミリ秒単位からマイクロ秒単位へ」(2022年2月16日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 米Amazon Web Services(AWS)は、マネージドなNFSサーバを提供するAmazon Elastic File System(Amazon EFS)でレイテンシ性能が大幅に向上したことを発表しました。

 Amazon EFSは従来、メタデータおよびデータ本体の読み取りにおけるレイテンシは数ミリ秒(1ミリは1000分の1秒)でした。

 今回発表されたAmazon EFSの性能向上により、大半の読み取り操作における平均のレイテンシが600マイクロ秒(1マイクロ秒は1ミリ秒の1000分の1)となりました。

 これによりデータアクセス時のレイテンシに影響を受けやすいWordPressやDrupalといったCMS、GitやJenkinsなどのDevOps関連アプリケーション、大規模なビルド処理、機械学習の推論処理などの処理速度の向上が期待できます。

 この性能向上はAmazon EFSのOne ZoneストレージでGeneral Purpose、もしくはStandard StorageでGeneral Purposeを選択したときに、既存のユーザーを含むすべてのユーザーで実現されます。

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