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Windows 11、Androidアプリが実行可能に 米でアップデート配信開始 Web会議に便利なタスクバー新機能も
米Microsoftが、Androidアプリの実行に対応したWindows 11アップデータを米国でリリースした。タスクバーもWeb会議向けに機能強化している。
米Microsoftは2月15日(現地時間)、Androidアプリの実行に対応したWindows11アップデータを米国でリリースした。AmazonアプリストアからAndroidアプリを取得し、デスクトップ上で実行できる。ただし、現時点では日本での利用は不可。
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Microsoft Store経由でAmazonアプリストアにアクセスすると1000種類以上のツールやゲームをダウンロードできる。同社によると、AndroidアプリでありながらWindowsのソフトウェアと同じように、スナップレイアウトなどの機能が利用できるという。Microsoftは「2022年後半にAmazonアプリストアで、どのように利用範囲を広げていくか伝える」としている。
Windows11のアップデートではタスクバーの機能も強化。タスクバーだけでマイクのミュートと解除ができる他、タスクバーに表示されるソフトウェアのアイコンをマウスオーバーすると「Teamsに画面を共有する」ボタンを表示。Web会議ツール「Teams」へウィンドウごとに画面共有ができる。セカンドモニターにも日付時刻を表示するようにする。
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