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上智大Webサイトが改ざん被害に 不正なサイトに閲覧者を誘導
上智大学のWebサイトが、閲覧者を不正なサイトに誘導するよう何者かに改ざんされた。同学は24日までに当該サーバを停止し、調査と復旧を目指す。改ざんに伴う被害は確認されていない。
上智大学は2月24日、学内組織のWebサイトが、閲覧者を不正なサイトに誘導するよう改ざんされたと発表した。同日までに被害を受けたサーバを停止したとして、原因を調査した上で復旧を目指す。改ざんに伴う被害は確認されていない。
閉鎖したのは、文学部、経済学部、外国語学部、総合グローバル学部などの学部学科サイト、キリスト教文化研究所などの研究施設のサイト、グローバルスタディーズ研究科などの研究科や研究プロジェクトのサイト、IR推進室などの事務組織のサイトなど。
改ざん経路や攻撃者などは分かっていない。上智大学情報システム室は、メールで問い合わせや被害の相談などを受け付けている。
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