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Instagram、「IGTV」アプリを完全終了へ 「リール」に集中
Meta(旧Facebook)傘下のInstagramは、2018年から提供してきた動画アプリIGTVを3月に終了すると発表した。2019年から提供している短い動画投稿機能「リール」にフォーカスしていく。
米Meta(旧Facebook)傘下のInstagramは2月28日(現地時間)、60分までの動画を投稿・視聴できる単体アプリ「IGTV」の提供を3月に終了すると発表した。Instagramでの動画の作成方法と視聴方法をシンプルにし、「リール」をInstagramの中心に据えるのが目的としている。
IGTVはInstagramが2018年に立ち上げた動画アプリ。当時、TikTokが急成長していたが、IGTVは短い動画を意識したものではなかった。
Instagramは2019年11月、よりTikTokを意識した15秒動画配信機能「Reels」(日本では「リール」)」を立ち上げ、2021年6月には広告表示を開始。親会社のMetaはこの2月、リールをFacebookでも利用できるようにすると発表した。
一方IGTVについては、2020年1月にはInstagramアプリからアクセスするボタンを削除し、2021年10月にはIGTVをInstagramの「Instagram Video」という機能に統合した。その段階で、IGTVアプリの終了を予告していた。
リールは単体のアプリはないが、Instagramアプリから手軽に作成できる。また、現在Instagramアプリのタブの中心にはリール投稿を閲覧するためのボタンが設置されている。
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