写真と動画で見るMac StudioとStudio Display クリエイターなら買った方がいい?(4/4 ページ)
ニューヨーク在住のYouTuber、大石結花さんによる、Mac StudioとStudio Displayのフォト&ムービーレポート
Studio Displayは使いやすい
Studio Displayは、待望のPro Display XDRのコンシューマー版という印象です。Pro Display XDRがスタンド、スピーカー、カメラなし、というストイックな仕様なのと比べると、5K Retina DisplayのStudio Displayはとても使いやすいです。
1200万画素のセンターフレーム対応カメラがディスプレイ上部に搭載されており、スタジオクオリティーの空間オーディオ対応のスピーカーとマイクが組み込まれているので、ディスプレイさえあれば電話会議も高品質で受けられます。スピーカーは6スピーカーサウンドシステムで、音楽を流すとかなりの迫力があります。
ディスプレイは、Nano-texture ガラスにするオプションや、別のスタンドにするオプションもあります。
どう選ぶか?
M1 Max搭載のMac Studioと、M1 Max搭載のMacBook Pro 16インチは、同じチップが乗っています。筐体の形やファンの大きさは全く違いますが、ほぼ同じ性能を出すことができます。
M1 MaxのMacを買うなら、MacBook Proを選んだ方が、ディスプレイとつないで使うこともできるし、持ち歩いて単体で使うこともできるし、バッテリーで動くので、そっちのほうが使い方に幅を持たせられる上に、デスクトップと同じ性能を出せるなら、MacBook Proがいいのではないかと思います。
M1 Ultraを必要として、性能を引き出せるような巨大な3Dファイルのレンダリングや、大量の写真を一気に書き出す、映画レベルの動画ファイルを扱うのなら、M1 Ultraを載せたMac Studioを選ぶのもいいと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
M1 Ultra搭載Mac Studioの性能、RyzenやRadeonだとどのあたり?
M1 MaxとM1 Ultraを搭載したMac Studioの、Geekbench 5ベンチマークの結果が公開されている。
第3世代iPhone SE、実機を使って分かった先代との違い、カメラの進化
いち早く第3世代iPhone SEの実機を手にし、第2世代iPhone SEと比較しながら検証してみた。
「Mac Studio」に驚き、「Mac Pro」の謎にハマる Appleイベントを見終えた編集者2人の議論
3月8日(現地時間)に開催されたAppleイベントが終了した。iPhone SEやiPad Air、そして「M1 Ultra」を積んだ「Mac Studio」などが発表されたが、IT系編集者2人は何を思ったのだろうか。




