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デジタル化の取り組み競う「甲子園」、岸田総理が開催表明 全国の先進事例を表彰
岸田文雄総理は、地方のデジタル化を進めて都市との差を縮める革新的な取り組みを全国から募集して表彰する「Digi田甲子園」を開催する方針を明らかにした。
岸田文雄総理は4月4日、地方のデジタル化を進めて都市との差を縮める革新的な取り組みを全国から募集して表彰する「Digi田甲子園」を開催する方針を明らかにした。
地方のデジタル化を目指す「デジタル田園都市国家構想」に基づく施策案。Digi田甲子園では全国から同構想の実現に向けた取り組みを募集。特に優れたものを表彰する。地方自治体向けには夏大会「夏のDigi田甲子園」を開催。年末の「Digi田甲子園」では、自治体以外の個人や企業も対象とする。
総理は「全国津々浦々で田園都市国家構想を力強く推進するためには、創意工夫が成された独自の取り組みを積極的に発信し、横展開していくことが必要」としてDigi田甲子園を考案。各種交付金を総動員して地域の取り組みを支援するとしている。
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