Twitter、筆頭株主のイーロン・マスク氏を取締役に
Twitterの株式を大量に買収し、筆頭株主になったイーロン・マスク氏がTwitterの取締役に就任した。TwitterのアグラワルCEOは「マスク氏は取締役会に大きな価値をもたらす」とツイートした。
米Twitterのパラグ・アグラワルCEOは4月5日(現地時間)、筆頭株主のイーロン・マスク氏を取締役に迎えたとツイートで発表した。
「われわれはイーロン・マスク氏を取締役会に迎えると発表できて嬉しい。ここ数週間、イーロン(マスク氏)との話し合いで、同氏が取締役会に大きな価値をもたらすことが分かった。同氏は情熱的なTwitter支持者であり、かつ真摯なTwitter批評家でもある。まさにわれわれが取締役会に必要とする人だ。ようこそ、イーロン!」とアグラワル氏はツイートした。
マスク氏もアグラワル氏のツイートに「向こう数カ月、Twitterに大きな改善をもたらすためにパラグ(アグラワル氏)および取締役会と働くのを楽しみにしている」とリプライした。
前日、マスク氏がTwitterの株式の9.2%を買収していたことが明らかになった。証券取引委員会(SEC)への提出文書によると、同氏が株式を買収したのは3月14日。アグラワル氏の言う「ここ数週間」というのはマスク氏が筆頭株主になった後のことだろう。
マスク氏のTwitterプロフィールによると、同氏は2009年6月からTwitterを使っており、フォロワーは8000万人以上だ。
同氏は3月25日、Twitterについての複数のアンケートをTwitterで実施した。また、筆頭株主になったことが明らかになった後、Twitterに編集ボタンは必要か?というアンケートも実施した。
SEC提出文書によると、マスク氏の任期は2024年まで。任期中は発行済み普通株式の14.9%を超える受益者になることはできない。
Twitterの共同創業者で前CEOのジャック・ドーシー氏は発表の1時間後、「イーロン(マスク氏)が取締役になってくれて嬉しい。彼はこの世界とその中でのTwitterの役割について真剣に考えてくれている」とツイートした。
【更新履歴:2022年4月6日午前7時45分 ジャック・ドーシー氏のツイートについて追加しました。】
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