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スクエニ、「トゥームレイダー」など手放す 北米の開発スタジオとゲームIP売却 約390億円で
スクウェア・エニックス・ホールディングスは2日、カナダや米国にある3つの開発スタジオと「TOMB RAIDER」シリーズなどのゲームIP(知的財産)をスウェーデン企業に売却すると発表した。
スクウェア・エニックス・ホールディングスは5月2日、北米にある3つの開発スタジオや「TOMB RAIDER」(トゥームレイダー)シリーズなどのゲームIP(知的財産)をスウェーデンのEmbracer Group ABに売却すると発表した。Embracer Group ABは購入総額を「3億米ドル(約390億円)に達する」としている。
カナダに本拠を置くEidos Interactiveと傘下の開発スタジオ(Eidos montreal、Square EnixMontreal)、米Crystal Dynamicsの株式を全て売却する。これに伴いトゥームレイダーシリーズや「Deus EX」シリーズ、「Thief」シリーズ、「Legacy of Kain」シリーズなどの知的財産権もEmbracer Group ABに移る。
スクウェア・エニックスは売却の理由を「選択と集中を一層進め、さらなる成長を実現するため」と説明。AIやブロックチェーン、クラウドといった領域への投資を進め、新規事業の立ち上げを加速するとした。
スクウェア・エニックスはトゥームレイダーシリーズを開発していた英Eidos(当時)を2009年に約8430万ポンド(約121億円)で買収。その後、トゥームレイダーシリーズの開発はCrystal Dynamicsが担当していた。
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