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バイデン政権の大統領報道官サキ氏が退任 後任は初の黒人女性
バイデン政権の大統領報道官、ジェン・サキ氏が退任する。後任は副報道官のカリーン・ジャンピエール氏。黒人女性として、また同性愛者であることをカミングアウトした人として初の大統領報道官になる。
ジョー・バイデン米大統領政権は5月5日(現地時間)、13日に退任するジェン・サキ報道官(44)の後任として、カリーン・ジャンピエール副報道官(43)を指名したと発表した。黒人女性として、また同性愛者であることをカミングアウトしているLGBTQ+として初の大統領報道官になる。
大統領報道官は政権の顔として毎日メディアに対してブリーフィングを行う重要な役割だ。
サキ氏はジャンピエール氏を「自分のスタイル、輝き、優雅さを持った注目すべき人物」だと評した。
ジャンピエール氏はカリブ海マルティニーク島出身でニューヨークのクイーンズ育ち。バラク・オバマ政権のチームメンバーでもあった。ホワイトハウスのプレスチームに参加する前は、カマラ・ハリス副大統領の参謀長を務めていた。
サキ氏は米ニュース専門ネットワークMSNBCに入社すると報じられている。
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