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「自殺報道、SNSでの拡散・閲覧気を付けて」厚労省などが注意喚起 「心が苦しいときは距離置いて」

芸能人の自殺報道があったことを受け、厚労省がSNSでの影響などについて注意喚起した。「自殺報道は、SNS上で拡散させるだけで自殺リスクを高める可能性がある」という。

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 厚生労働省は5月11日、芸能人の自殺報道があったことを受け、SNSでの影響などについて「自殺報道は、SNS上で拡散させるだけで自殺リスクを高める可能性がある」と注意喚起した。自殺対策に取り組む非営利法人・あなたのいばしょや社団法人・いのち支える自殺対策推進センターなども同様の注意を呼び掛けている。

 各団体は、報道を見て心が苦しくなったときは、SNSのミュート機能を使ったり、ネット・テレビから距離を置いたりするよう案内。不安を感じた人に対しては、厚労省やその関連団体が設ける窓口に相談するよう促している。

 自殺の情報を扱う報道機関に対しては、WHO(世界保健機関)が定めたガイドラインに沿って、自殺の手段を明確に表現したり、報道を過度に繰り返したりしないよう注意喚起。不安を感じる人の支援先や相談先などについて、正しい情報を報じるよう呼び掛けている。

参考:電話やSNSによる相談窓口の情報

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