イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を展開するサイゼリヤは6月6日、JCBブランドのクレジットカードの取り扱いを開始したと発表した。全国の店舗が対象だが、一部店舗で利用できない可能性があるという。対象ブランドはJCB以外に、American Express、Diners Club、Discoverの計4種類。
サイゼリヤは長年、現金決済のみで展開していたが、三井住友カードが提供する決済端末「stera terminal」を2020年8月に約900店舗、2021年4月には全店舗での導入を完了。交通系ICカードの他、クレジットカードはVisaとMastercardの2種類に対応していた。
関連記事
- サイゼリヤ、価格の末尾「00円」「50円」に統一 硬貨8割減らし「新しい生活様式に対応」
「サイゼリヤ」で7月1日から、商品の税込み価格末尾が「00円」と「50円」に統一される。端数がない価格設定で1円、5円、10円硬貨の利用を減らし、「新しい生活様式に対応する」という。 - 「iPod touch」終了の意外な余波 音楽プレーヤーが“業務端末”として普及したワケ
5月11日、AppleがiPodシリーズの最後の製品であるiPod touchが在庫限りで終了となることを報告して話題となった。「決済」「リテール(流通)」分野でもiPod touchは非常に重宝されていた。 - 乱立する日本の金融決済システムは海外と比べて遅れているのか? そうとも言い切れない事情
2月初旬、文春オンラインにカンボジアでデジタル通貨「Bakong」を立ち上げた宮沢和正氏のインタビュー記事が掲載された。決済サービスが乱立する日本が海外の決済システムに乗っ取られる危険性を警告していたが、実際に起きうるのか。決済ジャーナリストの鈴木淳也氏が考察する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.