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楽天、縦スクロール型コミック市場に参入 オリジナル作品の制作も
楽天グループは、縦スクロール型フルカラー漫画の制作/プロデュースなどを手掛けるトゥーンクラッカーと協業し、スマートフォン向けの縦スクロール型デジタルコミック事業に参入する。
楽天グループは6月13日、縦スクロール型フルカラー漫画の制作/プロデュースなどを手掛けるトゥーンクラッカーと協業し、スマートフォン向けの縦スクロール型デジタルコミック事業に参入すると発表した。
共同でオリジナル作品を企画/制作し、国内外への配信や海外作品の調達/ローカライズを実施。制作したコンテンツは、楽天エコシステム内のサービスで活用する他、派生作品の展開やマーチャンダイジングも手掛けるとしている。
縦スクロール型のデジタルコミックは「Webtoon」とも呼ばれており、同社によると、見開きの紙面を想定した従来の漫画と異なり、コマを縦に並べることで画面をスクロールして読めるため、世界共通で読みやすいフォーマットとして国内外で人気が高まっているという。
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