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名古屋大学に不正アクセス 「ブラインドSQLインジェクション」攻撃でメアド2086件漏えいか
名古屋大学で、情報システムに関する質問を受け付けるシステムが不正アクセスを受け、メールアドレス2086件が漏えいした可能性がある。攻撃対象サーバの挙動を分析して内部情報を探る「ブラインドSQLインジェクション」を受けたとしている。
名古屋大学は6月28日、情報システムに関する質問を受け付けるシステムが不正アクセスを受け、メールアドレス2086件が漏えいした可能性があると明らかにした。攻撃対象サーバの挙動を分析して内部情報を探る「ブラインドSQLインジェクション」を受けたとしている。
攻撃があったのは5月10、14、15日。システム内部には、質問者の連絡先メールアドレスが保存されていたが、悪用は確認されていないとしている。
データベースを不正に操作するSQLインジェクション攻撃の中でも、データベースの応答時間やステータスから間接的に情報を収集するブラインドSQLインジェクションという攻撃手法で不正アクセスされたとしている。脆弱性は修正済み。
今後は、WAF(Webアプリケーション用ファイアウォール)の導入を検討するとともに、サーバ管理や情報セキュリティに関する教育研修を強化して意識向上を図るとしている。
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