ニュース
au通信障害で話題の「輻輳」って何て読む?:デキるITビジネスパーソンの常識クイズ(2/2 ページ)
デキるITビジネスパーソンなら誰もが知っている基礎知識をクイズ化。今回は「輻輳」の読み方。
輻輳=ふくそう
輻輳は「ふくそう」と読む。「何かが一か所に集中する」という意味で、通信業界ではインターネット回線や電話回線などの一部にトラフィックが集中することを指す。
携帯回線だと、災害時に多くの人が安否確認の連絡をした場合や、イベントなどで1カ所に多くの人が集中し、一気に通信する場合などに回線のキャパシティーを超えるアクセスが集まることで発生する。
輻輳により、通信が不安定になったりできなくなったりといった通信障害を引き起こすこともある。
7月2日に発生したKDDI史上最大規模の通信障害、2021年10月に発生したNTTドコモの通信障害でも輻輳が発生。大規模障害のトリガーになっていたという。
関連記事
- au通信障害でKDDI社長が謝罪 影響回線数は最大で3915万 同社史上最大規模
7月2日未明から続いている、auなどKDDIモバイル通信サービスでの通信障害について、KDDIは3日午前11時に記者会見を開き謝罪した。詳細は精査するとしつつ、影響回線数は最大で3915万回線に及ぶとしている。障害規模は同社史上最大という。 - au通信障害、復旧を遅らせた「輻輳」って何? 過去にはドコモも
7月2日に発生し、現在も完全復旧には至っていないKDDIの大規模通信障害。原因は音声通話処理に関する部分で「輻輳」(ふくそう)が発生したためだというが、そもそも輻輳とはどのようなもので、なぜそれが通信障害を引き起こすのか。輻輳の原因と対策を解説する。 - 月曜朝も「#au復旧してない」「会社の携帯つながらない」Twitterに悲鳴
「#au復旧してない」が4日朝からTwitterトレンドトップに。休み明け月曜日ということもあり、「社用携帯」「会社携帯」といったワードもドレンドに入っている。 - 12時間に及ぶ通信障害はなぜ起きたのか、ドコモの“輻輳”が長引いたワケ
10月14日に発生したNTTドコモ通信障害。同社は10月15日に記者会見を開き、加入者や位置情報データを管理する「加入者/位置情報サーバ」の新設備への移行作業が原因であったと謝罪した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.