愛知県警察 豊田警察署の駐車場に止めていた捜査車両に、位置情報を確認できるAppleの「探す」アプリ対応アクセサリー「AirTag」が取り付けられているのが見つかり、警察は何者かが捜査の動きを把握しようとした可能性もあるとみて調べていると、NHKなどが伝えている。
捜査関係者によると、2022年5月に愛知県の豊田警察署の駐車場に止めてあった捜査車両1台に、磁石で取り付けるタイプのプラスチック製の箱の中に入った状態で、「AirTag」が車両後部のマフラー部分に取り付けられていたのを、車に乗り込もうとした捜査員が発見したという。
捜査車両は、警察署を訪れた一般の人たちも利用できる駐車場に停めてあり、これまでのところこの1台以外の車からは見つかっていないという。
警察は何者かが捜査の動きを把握しようとした可能性もあるとみて調べている。
Appleはサポート情報「AirTag、『探す』ネットワーク対応アクセサリ、または AirPods を所持しているという通知が表示された場合の対処法」の中で「法執行機関は、該当する持ち物に関する情報の開示をAppleに求めることができます」と説明している。
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AirTagのサードパーティー市場がこれから広がることが予測される。
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