14年間で初の大幅デザイン変更を受けたシン・MacBook Airの実力 M2搭載で大幅性能向上だけじゃない【先行レビュー】（4/5 ページ）

予約販売は13インチMacBook Proの方が先行したが、M2搭載機ならこちらが本命だろう。実機レビューを村上タクタ氏が行った。

[村上タクタ，ITmedia]

MagSafe復活

　MagSafeの電源ケーブルはボディー同色のファブリックでカバーされている。コネクターはMac側がボディー同色、電源側が白。取材機はスターライトなので違和感はないが、ミッドナイトやスペースグレイの場合は1本のケーブルの両端のコネクターの色が違うのが目立つ。これは、「ボディー側」「電源側」というのがひと目で分かるようにするためのデザインだという。

MagSafeのケーブルはボディー同色。アダプターは、購入仕様によって、30Ｗ、35ＷデュアルUSB-C、67Wと3つの仕様があり、ウェブのApple Storeで購入すると（制限はあるが）選択できる。67Wは高速充電が可能

　ボディー右側は従来通り、3.5mmのヘッドフォン用ピンジャックのみとなっている。ただし、ハイインピーダンスヘッドフォン対応となったのが従来との違い。

3.5mmのヘッドフォン用ピンジャックはハイインピーダンスヘッドフォンに対応した

　裏面の脚の部分は、MacBook Pro 14／16インチと同じく、アルミボディーが出っ張った形状となった。MacBook Proは、裏面中央に大きく「MacBook Pro」というアルミの削り込みがあったが、MacBook Airにはない。

MacBook Proにあった裏面中央のロゴの削り込みはなくなった

ゴム足基部のアルミ素材が立ち上がっている。本体裏側のネジはたった4本となった