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何が読めるか分からない「本ガチャ」、ネット書店が開始 小説約100冊をランダム販売
大日本印刷などが運営するネット書店で、約100冊の小説からランダムで本を販売する「本のガチャ 文庫版」をスタート。7月21日までの期間限定で提供する。
大日本印刷は8月1日、丸善ジュンク堂書店など3社と共同運営するネット書店「honto」で、約100冊のラインアップから1冊の文庫本をランダムで販売するサービス「本のガチャ」を始めた。期間は21日まで。
ラインアップは全て小説。ユーザーは「短編」「長編」「小学生でも読める内容」「ギフト用」といったカテゴリーと、「SF」「青春」など12のジャンルのみを選んで本を購入できる。買った本はオリジナルのブックカバーを付けた上で後日発送。価格は購入前に確認できるが、本のタイトルは実際に届くまで分からない。
このうちギフト用は、書籍に加えてしおりや収納用の箱などもセットにして販売する。価格は書籍の値段+1930円。このセットのみ、8日に販売を始める。
「hontoは文庫本だけでも約6万タイトルのラインアップがあり、読みたい本を選び、購入する1冊を決めるには多くの時間と手間がかかる。本のガチャでは、本を短時間で購入してもらい、何が届くかを楽しむという買い物体験も含めて提供する」(大日本印刷)という。今後は文庫だけでなく「新書」といった分類の本のガチャも提供を検討する。
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