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エアコン「8〜12畳用」、数字に幅がある理由は〇節電テック(2/2 ページ)

注目が集まる「節電」について、くらしの中で気になるトピックを紹介していきます。今回のトピックはエアコンの適用畳数。

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 資源エネルギー庁が発行している「省エネ性能カタログ2021年版」にスペックの見方が書かれていました。これによると左側の8畳は「木造南向き和室の場合」で、右側の12畳は「鉄筋アパート南向き洋室の場合」です。

 つまり建物の構造の違いからくる断熱性、気密性などを考慮してエアコンを選ぶための数字でした。どんな部屋でも8畳から12畳までなら使える、というわけではありません。

 このエアコンの場合、鉄筋コンクリート造りのマンションなどに住んでいる人はリビングルームなど広めの空間(12畳まで)にも設置できますが、木造家屋の場合は広めの個室までになるでしょう。資源エネルギー庁は「部屋の条件を考慮して選ぶことが大切。販売店によく相談しましょう」と呼び掛けています。

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