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Google検索障害で話題の「500エラー」、どんな意味?:デキるITビジネスパーソンの常識クイズ(2/2 ページ)
デキるITビジネスパーソンなら誰もが知っている基礎知識をクイズ化。今回はHTTPステータスコード・500番の意味。
「500エラー」=サーバ内部エラー
HTTPステータスコードの500番は「サーバ内部エラー」が起きていることを知らせるもの。Webサーバに何らかの問題があり、クライアントからの要求に対して処理を完了できない場合に表示される。
HTTPステータスコードとしては「404エラー」が有名だ。400番台はクライアント側(Webサーバに要求する側≒ユーザー)に問題があり、500番台はサーバ側に問題があることを示している。
500エラーが表示されている段階では問題が絞り込めない場合がある。ソースコードやインストールしているソフトウェアのどこかでミスがあり、適切に処理できない可能性や、アクセス集中で処理落ちしている可能性などが考えられる。
具体的な問題がはっきりしている場合は「505エラー」など、500番台の別のコードが表示される。
8月9日午前10時半ごろから発生した「Google検索」の障害でも500エラーが表示された。Google Japanによると原因は「ソフトウェアアップデートの影響」という。
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