ニュース
幻冬舎が記事をNFT化へ Web3.0系エンジニアとシステム開発
幻冬舎が記事をブロックチェーン上に保存するシステム「あたらしい経済 ON-CHAIN WEB APP(NECO)」を開発した。メディアの廃刊やサイバー攻撃があってもコンテンツデータが消えないとしている。
幻冬舎は9月5日、記事をブロックチェーン上に保存するシステム「あたらしい経済 ON-CHAIN WEB APP(NECO)」を開発したと発表した。メディアの廃刊やサイバー攻撃があってもコンテンツデータが消えないとしている。
NFT(非代替性トークン)の発行時に、記事タイトルとサムネイル画像のURL、本文のテキストデータをjson形式にまとめて添付する。専門知識がなくてもNFTを発行できるUIも開発した。
開発にはNFTなどWeb3.0関連技術を中心に扱うエンジニアコミュニティー「UNCHAIN」のメンバーが参加。記事データの記録先は日本発の「アスターネットワーク」を採用した。
幻冬舎は「Web3.0領域をけん引してきたプレイヤーや有識者の声を、パブリック・ブロックチェーンに記録し未来に残すことが、後世のテクノロジーの発展の一助になれば」としている。
関連記事
- サンリオ、Web3.0に本腰 グローバルなキャラコミュニティを構築へ
サンリオは、ブロックチェーン事業を展開するベンチャー企業と協業し、グローバル向けコミュニティサービスを2023年前半にリリースする計画だ。 - 学習歴証明をNFTで発行 千葉工業大学、伊藤穣一氏の「変革センター」で
千葉工業大学変革センター(センター長:伊藤穰一氏)は、NFTによる学習歴証明の発行を始めた。 - 「NFT」って知ってる? 認知率は30.8%、保有率は3.2%に MMD調べ
MMD研究所は、NFT(非代替性トークン)に関する調査結果を発表した。NFTの認知率は30.8%、「現在保有している」と回答したのは3.2%となった。 - 「お守りNFT」神社が発売 家内安全からウォレット安全まで……1年経つと“お焚き上げ”(Burn)
「お守りNFT」を千葉市の検見川神社が頒布開始。授かってから1年経つと、お焚き上げ代わりに自動でBurnされる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.