英エリザベス女王が死去 公式サイトも喪に服す
イギリス連邦王国のエリザベス女王(エリザベス2世)が9月8日、96歳で亡くなった。王室の公式Webサイトも喪に服すようなページになり、更新まで一時的に利用できなくなっている。新王であるチャールズ国王は哀悼メッセージをツイートした。
イギリス連邦王国の君主として70年にわたって在位してきたエリザベス女王(エリザベス2世)が、9月8日(現地時間)、96歳で亡くなった。これを受け、チャールズ皇太子が国王に即位した。英国君主は「Her Majesty The Queen」から「His Majesty The King」になる。
英王室の公式Webサイトも喪に服すように背景が黒くなり、女王が1952年に25歳で即位した際の肖像画と「女王は今日の午後、(静養先の北部スコットランドの)バルモラルで安らかに息を引き取りました」というメッセージが掲載されている。また、「適切な変更が行われている間、一時的に利用できません」とある。
公式Twitterアカウントも女王の死去をツイートし、その後チャールズ王からのメッセージもツイートした。
女王は6日には英保守党の新党首になったリズ・トラス氏をバルモラルで首相に任命した。女王が任命する首相としては14人目だった。
Appleのティム・クックCEO、Googleのスンダー・ピチャイCEO、Amazon.comのジェフ・ベゾス会長など、米IT大手のCEOや会長も哀悼の意をツイートした。
2005年に女王から大英勲章を賜った米Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏もツイートした。
エリザベス2世の国葬は、2週間以内にウェストミンスター寺院で行われる予定だ。
【更新履歴:2022年9月10日午前6時20分 国葬の予定についての記述が間違っていました。お詫びして訂正します。】
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