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角川歴彦会長逮捕受け、KADOKAWAがコメント 「捜査に全面的に協力」
角川歴彦会長逮捕を受けKADOKAWAがコメント。捜査に全面的に協力すると改めて表明し、ユーザーや作家など、関係者に謝罪している。
KADOKAWA(東証プライム上場/夏野剛社長)は9月14日、東京オリンピック・パラリンピックのスポンサーをめぐる贈賄容疑で、角川歴彦(つぐひこ)会長が同日、東京地検特捜部に逮捕された件についてコメントを発表した。捜査に全面的に協力すると改めて表明し、ユーザーや作家など、関係者に謝罪している。
同社は「本件を厳粛に受け止めており、東京地検の要請に誠意をもって対応するなど、引き続き、当局の捜査に全面的に協力してまいります」とコメント。「当社グループの読者やユーザー並びに、作家・クリエイターをはじめ、関係するすべての皆様に、多大なご心配とご迷惑をおかけしており、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
同社をめぐっては、大会組織委の高橋治之元理事に賄賂を渡した疑いで、特捜部が6日、元専務と元担当室長を逮捕。同社を強制捜査し、角川会長の自宅も家宅捜索した。14日、特捜部は角川歴彦会長も逮捕した。
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