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“技適なし”の無線機器を日本で利用するには? 総務省の「特例制度」を試してみた(2/3 ページ)

「技適」を取得していない無線機器を実験目的で使用するための申請が2019年にオンライン化され、届け出から即日で使用できるようになった。今回、実際にこれらの手続きを行う機会があったので、その流れを紹介してみよう。

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くせ者なマイナンバーカードの読み取り

 ややくせ者なのが後者、マイナンバーカードを用いた本人確認。筆者は毎年の確定申告でもスマホを用いてマイナンバーカードの読み取りを行っており、これらの手続きはそこそこ慣れているはずだが、それでも原因不明のエラーに悩まされた。住所の番地表記の不一致などでもエラーが出るようで、根気強く進めることをおすすめする。

 なおこの「新規ユーザ登録」以降のプロセスは、シリアルナンバーなど個々の機器を識別する番号が必要になるため、手元に機器が届いていない段階では先に進めることができない。届いてすぐ実験を行いたい場合は、この「新規ユーザ登録」は、いち早く完了させておいたほうがスムーズに実験を開始できる。


続いてSTEP2(本人確認)を行う。今回はスマホを用いてマイナンバーカードの読み取りを行うので、いったんPCから離れ、スマホ用サイトにログイン。「本人確認に進む」をタップ

マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワードを入力して次に進む

マイナンバーカードをスマホで読み取る。今回はiPhoneを使用したが、エラーが出てうまく読み取れないこともしばしば

何度かリトライしてようやく本人確認が完了。これで新規ユーザ登録が完了した

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