Amazon「Fire HD 8」に新モデル 4コア→6コアで30%性能向上 旧モデルから2000円値上げ
米Amazonが新型タブレット端末「Fire HD 8」を発表した。日本でも10月19日に販売予定で、価格は1万1980円から。上位モデルの「Fire HD 8 Plus」は1万3980円から。それぞれ旧モデルより2000円値上げされている。
米Amazonは9月21日(現地時間)、新型タブレット端末「Fire HD 8」を発表した。日本でも10月19日に販売予定で、価格は1万1980円から。上位モデルの「Fire HD 8 Plus」は1万3980円から。それぞれ旧モデルより2000円値上げされている。
Fire HD 8は、Fireタブレットの中でミドルクラスに位置し、Amazonアプリや「Prime Video」「Music Unlimited」といったAmazonの各種サービスの他、Amazonアプリストアからアプリを追加したり(Google Playは非対応)、音声アシスタント「Alexa」もハンズフリーで利用できる。
2022年モデルでアップデートされたポイントとして、SoCを2.0GHzのクアッドコアから2.0GHzのヘキサコア(6コア)に刷新。最大30%の性能向上を実現したという。メモリは従来と同じく2GBで、ストレージは32GBと64GBから選択できる。ディスプレイは1280×800ピクセルの8インチ液晶パネルだ。
インタフェースは、USB Type-Cポート(USB 2.0)、MicroSDカードスロット、3.5mmイヤフォンジャックを内蔵。200万画素のフロント/リアカメラ、マイク、スピーカーなども搭載している。バッテリー稼働時間は通常使用時で約13時間。重さは337g。カラーはブラック、ブルー、ローズから選べる。
純正カバーやキッズ向けのオプションも用意しており、純正カバーは3980円、キッズカバーは3780円、子供向けヘッドフォンが4280円。2380円で延長保証1年・事故保証2年のプランを追加できる。
メモリ3GBにQi対応の「Plus」
Fire HD 8 Plusは、Fire HD 8と同様、SoCをクアッドコアからヘキサコアに刷新。メモリは旧モデルと同様3GBで、ストレージは32GBと64GBから選べる。その他、リアカメラが500万画素に強化されており、ワイヤレス充電「Qi」にも対応。その他のスペックはFire HD 8と同様だ。カラーはブラックのみ。
別売のワイヤレス充電スタンド(Fire HD 8 Plusとのセットは1万7980円から)に置くだけで充電が始まる他、スマートディスプレイ「Echo Show」シリーズのように、Alexaをフル画面で使える「Showモード」を搭載する。
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