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使って分かった新型「AirPods Pro」のスゴさ 見た目は一緒でも“大幅進化”した中身に迫る(1/4 ページ)

世界で最も売れている完全ワイヤレスイヤフォン「AirPods」の上位モデル「AirPods Pro」に新型が登場した。すでに完成度が高い製品で「これ以上、第2世代で何を進化させるのか?」と思っていたら、そこには、さらなる驚きの進化が待っていた。

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 世界で最も売れている完全ワイヤレスイヤフォン「AirPods」の上位モデル「AirPods Pro」に新型が登場した。ご存じのように「Pro」はAirPodsの完成形。全アップルデバイスの通話に使えるのはもちろん、オーディオ機器としてもアップルらしいニュートラルな音作りと、高いノイズキャンセリング機能も持つ。

 「第2世代といっても、これ以上何を進化させるのか?」と思っていたら、そこには、さらなる驚きの進化が待っていた。


第2世代「AirPods Pro」

 音質はアップルらしいニュートラルな音作りであることに変わりはないが、空間オーディオ機能と相まって低音の迫力が大きく増している。ノイズキャンセリング性能2倍……という触れ込みは大げさではなく、にぎやかな場所でも快適性が増している。筆者が一番驚いたのは、外部音取り込み時のナチュラルさだ。

 いろいろと進化ポイントを説明する前に、まずはパッケージの開封から順を追って触れていこう。

イヤーチップは新たに「XS」を追加

 パッケージは初代モデルと同寸。本体の下に充電ケーブルやイヤーチップが配されているので、取り出すのを忘れないように気をつけたい。充電ケーブルはUSB-C to Lightning。


パッケージサイズは従来通り。ステッカーは付属しない

箱の底部に、USB-C to Lightningケーブルが同梱されているので、取り出すのをお忘れなく

 イヤーチップは新たにXSが追加され、L、M、S、XSの4サイズとなった。


イヤーチップはL、M、S、XSの4サイズ。より幅広いユーザーに対応可能となっている

 アップルのイヤフォンはできるだけ多くの人の耳に合う形状を模索するため、数多くの人の耳の穴を3Dスキャンして最大公約数的な耳に合わせて作られている。しかし、それでも耳の穴の形状というのは人それぞれらしく「合わない!」という人もいる。形状は第1世代のAirPods Proとほぼ同じなので、不安なら周囲のAirPods Proユーザーに試させてもらうといい。

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