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10年前のエアコン、新型にすると電気代は〇円安くなる:節電テック(2/2 ページ)
今回のトピックは「エアコンの買い換えによる節電効果」です。10年前のエアコンと現在の製品ではどのくらいの差があるのでしょうか。
JRAIAによると2011年製の平均値は年間845kWh。2021年製は806kWhでした。
電気代を27円/kWhで計算すると2011年製のエアコンは2万2815円、2021年製は2万1762円です。つまり買い換えた場合、年間で1053円安くなる計算です。複数のエアコンがあるご家庭なら年間で数千円を節約できます。
「たった1000円?」と思うかもしれませんが、家電製品としては2011年の時点で十分に成熟していたエアコンを高機能化しながら10年間で省エネ性能を5%改善したのですから、結構すごいことです。
さらに2年遡って2009年製のデータもチェックしてみます。製造から13年を経た、つまりエアコンの“平均寿命”を迎える機種の消費電力は年間849kWh、2万2923円でした。2021年製のエアコンに買い換えた場合、1161円の節約になります。
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