ニュース
「全国旅行支援」の影響がフリマサイトにも? PayPayフリマで「旅行用品」の検索数が急増 2週間で約5.7倍に
「PayPayフリマ」で「旅行用品」というワードの検索数が急増。9月23日から10月7日にかけての検索数は、直前の2週間(9月8日〜22日)に比べ約5.7倍という。旅行代金の一部を補助することで観光需要を喚起する観光庁の施策「全国旅行支援」の影響とみられる。
ヤフーは10月12日、フリマサイト「PayPayフリマ」で「旅行用品」というワードの検索数が急増していると発表した。9月23日から10月7日にかけての検索数は、直前の2週間(9月8日〜22日)に比べ約5.7倍に。「旅行」の検索数も約3.9倍になった。旅行代金の一部を補助することで観光需要を喚起する観光庁の施策「全国旅行支援」の影響という。
全国旅行支援は政府が9月22日に実施を発表し、10月11日に開始した。12月下旬にかけて、宿泊先のホテル代などを40%(上限あり)値引きしたり、別途クーポンを支給したりする施策。「楽天トラベル」「じゃらん」といった旅行予約サイトで利用を受け付けている。
開始当日には旅行予約サイトにアクセスが集中。一部サービスが利用しにくくなる事態にもつながった。日本のTwitterトレンドには「全国旅行支援」が入り、申し込みできないことに対する不満の声も見られるなど、話題を集めている。
関連記事
- 旅行代金が40%オフ、観光庁の新施策が10月11日スタート じゃらんや楽天トラベルなどの対応は?
観光庁は9月26日、旅行代金の一部を補填することで観光需要を喚起する「全国旅行支援」を10月11日から始めると発表した。対象は全国で、ホテル代などを40%割り引く。期間は12月下旬までを予定している。 - 「全国旅行支援」がスタート 一部地域では早速予約終了に 一時接続障害になるサイトも
観光庁は、旅行代金の一部を補填することで観光需要を喚起する「全国旅行支援」を始めた。各旅行予約サイトで受け付けを始めているが、一部地域ではすでにキャンペーンを終了している場合もあり、大きな反響を呼んでいる。 - スマホ送金「ことら」スタート 口座知らなくても携帯番号でOK メガバンや地銀など57行が対応へ
スマートフォンを使った送金サービス「ことら送金」がスタートした。全国の銀行間で送金でき、相手の銀行口座を知らなくとも携帯電話番号などで送れるという。 - 「エキサイト翻訳」終了へ 22年の歴史に幕
老舗の自動翻訳サービス「エキサイト翻訳」が終了へ。22年の歴史に幕。 - PayPayフリマ、玉ねぎの取引数が急上昇 1年で約6倍に 物価上昇の影響か
PayPayフリマにおける玉ねぎの取引数が1年で約6倍に。運営元のヤフーによれば、PayPayフリマでは玉ねぎの価格があまり上がっていないという。背景にあるフリマサイトならではの事情とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.