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節電の時間になるとエアコンが自動停止 東京ガスの実証実験
東京ガスは、電力需給がひっ迫する時間帯になるとリモート操作で利用者宅のエアコン設定温度を変更したり、運転を停止したりする実証実験を行う。
東京ガスは10月13日、電力需給がひっ迫する時間帯になると東京ガスからの操作で利用者宅のエアコン設定温度を変更したり、運転を停止したりする実証実験を行うと発表した。電気小売事業の加入者を対象に約600世帯規模で実施する。
利用者宅に東京ガスが提供するスマートリモコンを設置し、エアコンを操作する仕組み。例えばエアコンが暖房運転中なら設定温度を20度に下げるといった操作をリモートで行う。
東京ガスによると、過去の節電キャンペーン参加者から「エアコンや照明の電源を切るのが手間だった」「エアコンの設定変更を自動で実施してほしい」などの声が上がっていたという。今回の「機器制御型デマンドレスポンス」実証では利用者の負担を軽減しつつ効果的な節電に取り組めるとしている。
対象となる利用者には東京ガスから個別に連絡をとる予定で、公募は行わない。
併せて東京ガスは電力需給のひっ迫が予想される時間帯に利用者に節電を求め、節約した電気の量に応じて節電ポイント(パッチョポイント)を付与するデマンドレスポンスサービスを12月14日から2023年3月15日まで実施すると発表した(申込期間は10月13日〜23年1月23日)。節電量1kWhごとに5節電ポイントを付与する他、節電量によって最大3000円相当のボーナスも用意する。
詳細は10月下旬に公開する特設サイトに掲載する予定だ。
【修正:2022年10月17日正午 サービス名と、デマンドレスポンスサービスの実施期間を修正しました】
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