ニュース
「サクマ式ドロップス」フリマアプリで高額出品が続出 定価の数倍高い商品も 製造元は1月に廃業
フリマアプリで「サクマ式ドロップス」の高額出品が相次いでいる。定価は162円〜216円だが、中には1缶800円や2缶1800円の出品も。製造元の佐久間製菓(東京都豊島区)が廃業を発表した影響とみられる。
メルカリなどのフリマアプリで「サクマ式ドロップス」の高額出品が相次いでいる。缶入りサクマ式ドロップスの定価は162〜216円だが、11月10日時点では1缶800円や2缶1800円の出品も。製造元の佐久間製菓(東京都豊島区)が廃業を発表した影響とみられる。
佐久間製菓は2023年1月20日に廃業する予定。コロナ禍での商品の需要が減った他、安価なため材料費などの高騰を価格に転嫁できなかったという。ただし商品は12月19日まで出荷を続ける予定。廃業後もしばらくは法人格を残す。
関連記事
- 「鬼滅の刃」の新聞広告、早速メルカリでの転売続出 ネット上では「案の定」の声も
集英社が、漫画「鬼滅の刃」の新聞広告を朝日新聞など5紙横断で掲出。だが「メルカリ」などのフリマアプリではこれらの転売が相次いでいる。 - メルカリが「転売など営利目的の商品購入の禁止」を利用規約から削除する理由 ネットでは「転売容認か」の声も
メルカリは、フリマサービス「メルカリ」の利用規約を6月30日に改定すると発表したが、その内容を見たユーザーからは「転売を容認するのか」などの声が上がっている。 - 鬼滅グッズや酸素缶、軽石、Clubhouseの招待枠…… 転売と規制、2021年のフリマサービスを振り返る
特定の商品が人気を集めると、それらを買い占めてフリマサービスで高額転売する様子が2021年も度々見られ、ネット上でも議論を醸していた。メルカリやヤフオク!などで転売された商品や、事業者が発表した注意喚起から、2021年を振り返る。 - メルカリ、高額転売相次ぐ「尿素水」に注意喚起 物流や除雪が停止するリスクも
メルカリはディーゼル車用の脱硝材に使う「AdBlue」(尿素水)について、「メルカリ」アプリ上での取引に対して注意を呼び掛けた。通常価格の倍以上の値段での取引が増えているという。 - メルカリで競走馬「コントレイル」の馬券出品が相次ぐ “当たり”馬券の出品は違法なので注意
フリマサービス「メルカリ」上で競走馬「コントレイル」の勝馬投票券(馬券)の出品が相次いでいる。当たり馬券をネット上で転売する行為は、違法であり、注意が必要だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.