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'70年代のハッセルブラッドをiPhoneでデジカメに 「デジスワップ」第2弾のクラファン始まる
ファイヤーワークスはハッセルブラッドの古い中判フィルムカメラをデジタルカメラにする「DIGISWAP Vアダプター」のクラウドファンディングを始めた。支援価格は4万9800円から。
カメラ周辺機器を開発製造するファイヤーワークス(大阪府豊中市)は11月30日、ハッセルブラッドの古い中判フィルムカメラをデジタルカメラにする「DIGISWAP Vアダプター」(以下、デジスワップ)のクラウドファンディングを始めた。支援価格は4万9800円から。
古いフィルムカメラにiPhoneを合体させ、デジタルカメラにするユニークな製品の第2弾。ハッセルブラッドの「500C/M」(1970年発売)と「SWC/M」(1979年発売)向けで、セットに含まれるスマホホルダーなどはアルミ合金の削り出し&つや消しブラックのアルマイト仕上げとした。
iPhoneの対応機種は、iPhone 13 Pro/13 Pro MAX、iPhone 14 Pro/14 Pro MAX。専用アプリ「120film DiGi SWAP」を介してスクエア(正方形)の静止画や4K動画を撮影できる。撮影データはiPhoneに保存されるため、加工や共有も用意だ。
クラウドファンディングは「MAKUAKE」で実施中。目標金額は199万円で、目標に達した時だけ生産するAll or Nothing方式とした。予定販売台数は100台。
ファイヤーワークスは「目標を達成できれば、2眼レフのローライフレックス版も開発する予定」としている。
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