Twitter、ツイートが見られた回数を表示する機能を追加
TwitterのマスクCEOは、ツイートが見られた回数を表示する「View Count」機能を追加したと発表した。ロールアウト中のこの機能で、ツイートした本人以外にも見られた数が表示されるようになる。
米Twitterのイーロン・マスクCEOは12月22日(現地時間)、予告していたツイートが見られた数を表示する「View Count」機能をロールアウトしているとツイートで発表した。
「これでツイートが何回見られたかが分かる。動画サイトでは当たり前の機能だ。Twitterユーザーの90%以上が(ツイートを)読んでもRTもリプライもいいねもしないので、(何回見られたかを表示することで)Twitterが実際にどれだけ利用されているかが、よりはっきり分かる」としている。
まだロールアウト中であり、本稿執筆現在、筆者の場合は自分のツイートにグラフのようなアイコンが追加されただけだが、ブロガーのニマ・オウジ氏によると、このグラフアイコンの隣に数字が表示されるようになるという。
これまでも自分のツイートに関しては「Twitter Analytics」で見られた回数やクリック数などを確認できた。新機能は自分以外にも回数が表示される。
【UPDATE】この記事公開後、ヘルプページが追加された。それによると、コミュニティとCircleのツイート、古いツイートにはView Countは表示されない。また、ツイートした本人が見たことも、同じユーザーが複数回見たことも、カウントされる。
マスク氏は9日、この機能とともに、シャドウバンの理由を確認する機能追加と、休眠アカウントを削除して15億アカウント分の名前を解放する計画を予告した。これらはまだ実現していない。休眠アカウント削除に関しては、亡くなった方のツイートが消えてしまうとして懸念の声も上がっている。
マスク氏は20日、後任が見つかったらCEOを退任し、ソフトウエアとサーバのチームの運営に専念するとツイートした。マスク氏はこの機能の前には、「$」マーク付きティッカーや仮想通貨名で価格チャートを表示する機能も発表している。
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