検索
連載

大雪でエアコンの室外機が埋まった 除雪のコツと注意点節電テック(2/2 ページ)

今回のトピックは「大雪によるエアコンのトラブル」。日本各地に大雪警報が出たことを受け(23日19時時点)、空調大手のダイキン工業がトラブルを回避する方法を公開しています。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

トラブルを回避するには?

 室外機の周りに雪が積もってしまうと空気の通り道がふさがれ、トラブルの原因になります。このため、ダイキンは1)エアコン専用ブレーカーをオフにした上で、2)吹き出し口、吸い込み口の前を30cm除雪することを勧めています。


(ダイキンの資料より)

 一般的に室外機は前面が吹き出し口、側面と背面が吸い込み口です。また室外機の上に積もった雪も、落下して吹き出し口などをふさぐ可能性があるため取り除きます。その後、ブレーカーを戻してリモコンで電源を入れます。

 室外機の吹き出し口がふさがってしまうと、外に出るはずだった冷たい空気を再び室外機が吸い込んでしまう「ショートサーキット」と呼ばれる現象が起こります。するとエアコンは外の熱を効率良く取り込めなくなり、ダイキンによると部屋が暖まるまでに時間がかかったり、余計な電気代がかかったりするそうです。

 除雪作業の際は、屋根からの落雪など周囲に注意し、万が一の時に助けを呼べるように携帯電話を身に付けるようにしてください。


国土交通省の「雪下ろし安全10箇条」

連載:節電テック

節電に関するテクノロジーとテクニックをデータを添えて紹介する連載。クイズ形式になったり、内容がアナログになったりもします。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る