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実物大「パトレイバー」修復のクラファン、一晩で達成 「幕張国際レイバーショウ」警備出動へ

「機動警察パトレイバー」の版権を管理するジェンコが12月26日に始めたクラウドファンディングが一晩で目標金額を達成した。23年2月に「ワンダーフェスティバル2023[冬]」でデッキアップを行う。

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 全高8.2mの実物大「98式AVイングラム」を修復して再び立たせたい──「機動警察パトレイバー」の版権を管理するジェンコが12月26日に始めたクラウドファンディングが一晩で目標金額を達成し、23年2月に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2023[冬]」でデッキアップを行うことになった。


プロジェクトページ

 支援受付はクラウドファンディングサイト「うぶごえ」で26日の午後10時にスタート。27日の午前10時時点で224人から支援を得て359万3440円を集めた。達成率は120%弱。

 機動警察パトレイバーの公式Twitterアカウントは午前9時ごろ、一晩での達成を「運営一同驚いております…!」と報告。「お返しのいくつかは既に限定数に達してしまっているものもありますが(プロジェクト終了の)2月6日までまだまだ募集中ですので、今からの方もぜひご検討ください」としている。

 実物大の98式AVイングラムは、2014年公開の実写映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー」に合わせて製作したもので、イングラム自体は動かないが、作中の出動シーンと同様、トレーラー上でデッキアップする様子を見せられる。しかしコロナ禍の3年間は稼働がなく、再びデッキアップを行うにはイングラム本体と運搬車両の修復、車検が必要な状態だった。

 デッキアップの再開第1弾は、23年2月に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2023[冬]」。パトレイバーの作中に登場する「第一回幕張国際レイバーショウ」を再現する企画が進行しており、実物大の98式AVイングラムは現地に「警備出動」する予定だ。

 なお実際のメンテナンス作業の進捗はプロジェクトページと公式Twitterアカウントで随時報告するとしている。


ワンフェスで開催する「第一回幕張国際レイバーショウ」のイメージ

現在の実物大「98式イングラム」

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