ThinkPadブランドのスマホ「ThinkPhone」登場、モトローラから:CES 2023
レノボ傘下の米Motorolaが、新型スマートフォン「Lenovo ThinkPhone」を発表した。「ThinkPad」ブランド30周年を記念したもので、法人を意識したセキュリティ機能やThinkPadとのシームレスな体験を実現するとしている。
レノボ傘下の米Motorolaは1月5日(現地時間)、スマートフォン「Lenovo ThinkPhone」を発表した。「ThinkPad」ブランド30周年を記念して投入するもので、法人を意識したセキュリティ機能やThinkPadとのシームレスな体験を実現するとしている。米国、EU、ラテンアメリカ、中東、オーストラリア、一部のアジアで数カ月以外に販売するという。価格は未定だ。
FHD+の6.6インチディスプレイに、SoCは米QualcommのSnapdragon 8+ Gen 1を採用。ボディは、アラミド繊維、航空機グレードのアルミニウムフレームを採用することで耐久性を高めており、MID STD 810Hに準拠。IP68の防塵防滴性能も有する。5000万画素のメインカメラや急速充電に対応。付属の充電器は68Wのもので、「数分の充電で1日分の電力を供給できる」としている。
セキュリティは、「Moto Secure」が付属しており、「Moto OEM Config」や「Moto Device Manager」と組み合わせることで、IT管理者はロック画面の設定からネットワークアラート、ピンレイアウトのスクランブリングまでリモートで構築可能。また、ThinkPhoneには「Moto KeySafe」というセキュリティ用のコプロセッサを搭載しており、気密性の高いデータをより適切に保護するセキュリティレイヤーを追加しているという。
ThinkPadとの連携機能「Think 2 Think」も実装。スマートフォンとPCが近くにあることを検出し、Wi-Fi経由で接続するインスタント接続機能や、デバイス間で共有できるクリップボード、ドラッグアンドドロップでのファイル転送、PCでAndroidアプリが使えるストリーミング機能、ThinkPhoneのメインカメラをWebカメラとして使える機能などが利用できる。
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