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マイナカード「取得して良かった」が51.1% ただし38%は「使ったことない」
マイナンバーカードを取得した人への民間の調査で51.1%が「取得して良かった」と回答した。取得の理由は、トップが「マイナポイントがもらえるから」で7割に達した。
マイナンバーカードを取得した人への民間の調査で、51.1%が「取得して良かった」と回答した。取得の理由は、トップが「マイナポイントがもらえるから」で7割に達した。
これは調査会社ネオマーケティングが2022年11月8〜9日にかけて、マイナンバーカードを取得済みの全国2000人にインターネット上で調査したもの。
マイナンバーカードを取得した理由は、「マイナポイントがもらえるから」(70.0%)に続き、2位に「本人確認書類として使えるから」(42.9%)が、3位には「住民票や印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得できるから」(27.4%)が入った。
マイナンバーカードにはさまざまな機能があるが、活用はまだこれからのようだ。利用用途として、最も多くの人が使ったのは「本人確認書類としての使用」で43.2%。続いて「住民票や印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得」(28.3%)、「確定申告のオンライン申請に利用」(17.1%)が入った。
また取得したものの、38.7%が何の用途でも使ったことがない。
総務省が発表した1月15日時点のマイナンバーカード申請状況によると、累計申請枚数は8410万8640枚で、全人口の66.8%となっている。政府は普及を強力に推進しており、最大2万円分のポイントが受け取れる、マイナポイント第2弾の申請期限を昨年12月から23年2月まで延長している。
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