ニュース
さくら田中社長、ITパスポート合格 全社員の取得検討、その前に「何事も経営から」
さくらインターネットの田中邦裕社長が「ITパスポート」を取得。全社員にITパスポートを取得させる計画を話し合っていたところ、「何事も経営から」として取得したという。
さくらインターネットの田中邦裕社長が、情報処理推進機構の国家試験「ITパスポート」を受験し、合格した。全社員にITパスポートを取得させる案を役員間で話し合っていたところ「経営陣全員取るべきだってなって、そもそも社長がって飛び火してきたので、頑張って取ってきた」という。田中社長がTwitterで1月23日に発表した。
ITパスポートは、ITを利活用する社会人に求められる基礎知識を問う試験だ。一方の田中社長はエンジニア起業家として知られる人物。プログラミングコンテストやIT人材の育成支援を手掛けるソフトウェア協会の会長でもある。
とはいえ、試験も楽勝とはいかなかったようで、「なめてると落ちますよといわれて、確かに忘れている単語とかも多くてヤバかった。まぁ、何事も経営からやれってことで」(田中社長)としている。ただし全社員にITパスポートを取得させる計画については「まだ確定したわけではない」(さくらインターネット)という。
関連記事
- サーバルームへ“お呼ばれ“した時の正しいコーデって? データセンターに行って考えた【全身1万円の参考プラン付き】
Twitter上で「サーバルームに呼ばれた時のコーデ」という投稿が話題になった。ツイートはITネタとして投稿されていたが、ネタではない“真のサーバルームコーデ”を求めてさくらインターネットのデータセンターを見学してきた。 - 「ガバメントクラウド」に国産IaaSが不在だったワケ さくら田中社長に聞く日本ベンダーの課題
日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」。海外IaaSのみを採択したデジタル庁に対し「日本の産業を育成しないのか」といった声も出ている。なぜ国産IaaSはガバメントクラウドになれなかったのか、さくらインターネットの田中邦裕社長に見解を聞く。 - 政府共通のクラウド基盤、国産サービスの応札は「なかった」 河野大臣がコメント
デジタル庁の河野太郎大臣が、日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」について、2度目の公募に国産サービスの応札がなかったと発表した。採択したのは全て外資系のサービスだった。 - 背筋も凍るITホラー 気付いたら“野良SaaS”のコストが4倍に 「SaaSのお片付け」真っ最中のマネフォに現状を聞く
IT部門が利用実態を把握していない“野良SaaS”の放置により、あるSaaSのコストが数カ月で4倍に膨らんだマネーフォワード。同社が取り組むSaaS整理プロジェクトの全容をキーパーソンに聞く。 - 本当にあったIT怖い話 AWSの設定ミスで300万円のコスト超過、1日1回だったはずの処理が1分で160万回に 当事者に聞く反省点
AWSの設定ミスで300万円のコスト超過を起こしたラック。1日1回だったはずの処理が1分に160万回発生していたという。トラブル発生の経緯と反省点を当事者に聞く。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.