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ChatGPTに倫理的な回答は期待できるのか? 「迷惑動画を投稿したらバズるかな?」と聞いてみたらAIに相談だ!(2/2 ページ)

AIチャットbot「ChatGPT」に、人間には答えにくい質問や、答えのない問い、ひっかけ問題を尋ねてみたらどんな反応を見せるのか。ChatGPTの反応からAIの可能性、テクノロジーの奥深さ、AIが人間に与える“示唆”を感じ取ってほしい。

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回答 このような動画を投稿することは違法であり、公序良俗に反することになる可能性があります。また、他人の所有物を不正に使用することは認められない行為であり、それに関連する動画を投稿することは不適切な行為であると評価されます。社会的に受け入れられない行為であり、アカウントの停止などの措置がとられる可能性があります。

倫理観はAI存続の鍵

 質問では、あえて「ダメかな?」「どうなると思う?」など否定的な回答に誘導するような書き方ではなく、「バズると思うかどうか」を聞く形にした。それでもChatGPTは迷惑行為をいさめた。

 迷惑行為を収めた動画の投稿そのものが違法とはいいにくいが、公序良俗に反するのは確かだ。その行為の結果がアカウントの停止で済むという考えは甘いかもしれない。

 現在、回転すしチェーン「スシロー」店内での迷惑行為を撮影した動画がSNSで拡散している件を巡り、あきんどスシローが法的措置を進めている。迷惑行為の当事者や保護者からは謝罪があったが、「引き続き刑事・民事の両面から厳正に対処する」としている。

 AIが倫理的な回答をするかどうかは、AIの存続に重要な問題だ。2016年には米MicrosoftのAI「Tay」が公開されたが、人種差別的・暴力的な発言をするようになり、公開から数時間で停止するに至った。

 ChatGPTは「差別的な発言をしてみて」とリクエストしても「申し訳ございませんが、差別的な発言は絶対に行いません」と答えた。

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