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PayPalのダン・シュルマン社長兼CEO、2023年末に退任へ
PayPalは、ダン・シュルマン社長兼CEOが2023年末に退任すると発表した。後任はこれから取締役会が探す。
米PayPalは2月9日(現地時間)、ダン・シュルマン社長兼CEO(65)が2023年末に退任すると発表した。取締役には留まる。取締役会は、年内に後任を探すとしている。
同社は、2022年第4四半期(2022年10月〜12月)の業績発表に合わせてシュルマン氏の辞任を発表した。同四半期の売上高は前年同期比7%増の74億ドル、純利益は15%増の9億2100万ドル(1株当り68セント)だった。売上高、1株当り純利益共にわずかながらアナリスト予測を上回った。
シュルマン氏は決算発表文書で2023年第1四半期について、「ブランドのチェックアウト量が順調に伸びており、予想よりはるかに力強いスタートを切った」と語った。
また、退任の発表文では「PayPalで達成したことを誇りに思う」と語り、退任後については「仕事以外の情熱にもっと時間を費やしたいと思っている」とのみ語った。
シュルマン氏は2015年、PayPalが米eBayからスピンアウトした際にCEOに就任した。
同社は1月、従業員の7%に当たる約2000人の従業員のレイオフを発表した。困難なマクロ経済環境に対処するためとしている。
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