noteの執筆サポートAIを使ってみた……日本語が怪しいかも? “上手な質問”がクオリティーアップのカギ(3/3 ページ)
noteが一部ユーザー向けに公開した執筆支援AI「AIアシスタント(β)」を使ってみた。β版なだけあって日本語は怪しいが、アイデアを広げることはできた。クオリティーアップのカギは上手な質問方法を発明できるかどうかだ。
タイトル生成は比較的良好 このAI……noteをあまり知らない?
タイトルも当然重要だ。このセンスがないと記事の内容が良くてもそもそも読まれない。試しにAIアシスタント(β)記事のタイトルを生成してもらった。その結果がこちら。
- note のAIがサポート!自動で記事を生成!
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- IT を愛する人必見! note が AI 化され究極!
- 人口を驚かす!記事を一撃で制作! note AI が変える元の遊び方
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……? やはり日本語がちょっと怪しい。何度か試してみて感じたのだが、このAIはもしかしたら「note」が何なのかいまいち知らない疑惑がある。
少し指示方法を変えよう。こんな要望ならどうだろうか。内容はフィクションだ。
「KaKooNo株式会社が人間と自然にコミュニケーションできるAIを開発した。一番面白いのは、AIが自発的にユーザーに話しかける点」
ニュースの概要に、注目ポイントを付けてみた。記事のタイトルには一番の見どころを使うことが多いため、この指示がクオリティーアップに直結するはずだ。そしてAIが提案してきたタイトルがこちら。
- KaKooNoがつくる、ユーザーに話しかけるAI
- 自然とコミュニケーションできる AIが登場!
- これは新しい、人間と自然のバランス
- KaKooNo AIでAIの次なる進化
- AIがあなたの周りをサポート!
かなりまともになった。1個目のタイトルに手を入れれば使えそうだ。実際は、上記の指示文が書けるならおそらくタイトルもかけるだろうが。
noteのAIアシスタント(β)は現状、日本語が結構怪しい。とはいえ、使い方次第で出力のクオリティーも大きく変わることも分かった。AIの性能は簡単に判断できない。うまくいかない場合は使い方が悪い可能性も十分にある。
しかし、記事のアイデアが広がるのは確かだ。「AIの記事が書きたいなぁ」程度のふんわりとしたアイデアしかないときには特に役立つ。AIを左右するのはAIファーストの使い方を発明する人間のアイデアだ。
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