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Snapchat、OpenAIの最新GPT採用のチャットbot「My AI」をサブスクユーザーに提供
Snapchatを手掛けるSnapもチャットbotに参入する。OpenAIの最新GPT採用「My AI」をサブスクユーザーに提供開始する。友達のようにチャットで会話できる。
ソーシャルアプリ「Snapchat」を手掛ける米Snapは2月27日(現地時間)、米OpenAIのチャットBot「ChatGPT」のエンジンとなっている「GPT」の“最新版”採用の独自チャットbot「My AI」を発表した。昨年8月から提供しているサブスクサービス「Snapchat+」のユーザー向けに「今週中に」実験的機能として提供を開始する。
My AIには独自の名前をつけて壁紙をカスタマイズし、友達の1人のようにチャットで交流できる。
「親友への誕生日プレゼントについて提案したり、週末旅行を計画したり」するとしているが、「すべてのAIチャットbot同様にMy AIも幻覚を起こしやすく、だまされれば何でも言うようになる可能性がある」ので、「My AIに秘密を打ち明けたり、アドバイスを求めたりしないように」と警告している。
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ユーザーとMy AIとの会話はすべて保存され、製品改善のためにレビューされる場合もある。
ChatGPTをそのまま流用しているのではなく、不正確だったり有害だったりする情報を回避するよう独自に設計したとしている。それでも誤りが発生する可能性はあるとし、問題発言があったらメッセージを長押しすることでフィードバックするよう求めた。
Snapchat+の日本での利用料金は月額500円、年額5100円だ。
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