定期券買うと20GBもらえる、povoとモバイルSuicaがコラボ 抽選で13万人にもう20GB
KDDIとJR東日本が、「モバイルSuica」の定期券を購入したユーザーを対象に、「povo2.0」のデータ容量を付与するキャンペーンを3月6日から開始する。定期券を買うと抽選で13万人に20GB、さらに特定の定期券を買うと全員に20GB、合計40GBを付与する。
KDDIと東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月2日、「モバイルSuica」の定期券を購入したユーザーを対象に、「povo2.0」のデータ容量を付与するキャンペーンを3月6日から開始すると発表した。
キャンペーンには2つの種類がある。全てのモバイルSuica定期券を対象に、購入したユーザーから抽選で13万人に20GBを付与するものと、2万円以上の「通学定期券」と「オフピーク定期券」を購入したユーザー全員に20GBを付与するものを提供。合計で最大40GBをプレゼントする。
両キャンペーンとも、モバイルSuicaで定期券を購入したあと、povoエントリーサイトで申し込みすると参加できる。ただし、抽選で付与される20GBはpovo2.0の新規契約時のみで利用でき、特定の定期券の購入で全ユーザーに付与する20GBは、既存のpovo2.0ユーザーでも使える。
抽選結果は、キャンペーンエントリー時に登録したメールアドレスに通知する。また、キャンペーンコードの利用期限は、メール送付後1カ月としている。
なお、オフピーク定期券は、平日朝のピーク時間帯以外での利用を想定したもので、改定前の通勤定期運賃から約10%安くなる(通常の通勤定期券は改定前から1.4%値上げ)という。ピーク時間帯で乗車すると通常の運賃が発生する。3月18日から発売する。
ピーク時間帯は入場駅によって異なり、例えば新宿は午前7時半から午前9時、渋谷駅は午前7時20分から午前8時50分、横浜駅は午前7時から午前8時半、大宮駅は午前6時45分から午前8時15分、立川駅は午前6時45分から午前8時15分、船橋駅は午前6時55分から午前8時25分までとなっている。
関連記事
- 「モバイルSuica」、中高生の通学定期券に対応へ 「モバイルPASMO」も
JR東日本が、「モバイルSuica」での中学生・高校生用の通学定期券の取り扱いを3月18日から開始すると発表した。これに合わせ、パスモが提供する「モバイル PASMO」でも、18日から同様の定期券の取り扱いをスタートする。 - 1割引きの「オフピーク定期券」、JR東日本が23年3月発売
JR東日本は27日、現行の定期券に比べ運賃を約10%値下げした「オフピーク定期券」を2023年3月18日に発売すると発表した。通勤電車の混雑緩和や利用の平準化を目指す。 - povo2.0のauかんたん決済、LINEギフトやメルカリ、Amazonなど利用終了 「通常とは異なる利用があった」ため
KDDIのオンライン契約プラン「povo2.0」の携帯料金合算払い「auかんたん決済」で、利用できるサービスが次々と減少している。2月17日に、「ウィンチケット」「デルカ」「ギフティ」が停止したほか、3月1日にはLINEギフトやメルカリ、Amazon.co.jpなど複数のサービスが利用できなくなる。 - povoに300GB/180日の期間限定プラン、約2万円 7日間使い放題も復活
KDDIが、オンライン専用のモバイル通信プラン「povo2.0」に、オプションとして組み合わせる「トッピング」を期間限定で追加する。180日間でデータ容量300GBを使えるプランや、7日間データ容量が使い放題になるプランを提供するという。 - モバイルICOCA、Android向けに3月22日サービス開始 iPhone向けは「検討中」
交通系ICカード「ICOCA」をAndroidスマートフォンで利用できる「モバイルICOCA」が3月22日から開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.