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GoogleとReplit、「GitHub Copilot」対抗で提携
IDEを手掛けるReplitは、Googleとの提携を発表した。開発AI「Ghostwiter」をGoogle Cloudでホストする。Googleは「Vertex AI」でReplitを強化するとしている。
統合開発環境を手掛ける米Replitは3月28日(現地時間)、米Googleとの提携により、Replitの開発AI「Ghostwriter」をGoogle Cloudでホストすると発表した。
「開発者はGhostwriterを介してGoogle Cloudインフラにアクセスできるようになり、Google CloudとWorkspaceの開発者はReplitの共同コード編集プラットフォームにアクセスできるようになる」。
Googleはまた、「Vertex AIでReplitのプラットフォームを強化する」としている。Vertec AIは機械学習モデルやAIアプリを構築・デプロイするためのAI開発プラットフォームだ。
Replitは2000万人以上の開発者をサポートしている。Ghostwriterは、Replitで利用できる、月額10ドルのAIによるコード自動生成ツール。1月に、米Microsoft傘下のGitHubの「GitHub Copilot」のような、会話型AIインタフェースを追加した。同社によると、ユーザー向けコードの30%以上がGhostwriterを使って生成されているという。
GitHubは22日、GitHub Copilotに米OpenAIの「GPT-4」を統合すると発表した。
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