AppleのWWDC 2023は6月5日から9日 Apple Parkで特別な直接体験も
Appleが「WWDC23」を6月5日から9日にオンラインで開催すると発表した。開会日にはApple Parkでのリアルイベントも予定。次期OSや新しいハードウェアの発表が期待されている。
米Appleは3月29日(現地時間)、年次開発者会議「WWDC23」を2023年6月5日から9日までオンラインで開催すると発表した。開会日にはApple Parkで開発者たちが直接集まるリアルイベントを実施する。オンラインイベントは無料で参加可能。開発者や学生を対象としたリアルイベントも参加は無料だが、事前申し込みが必要だ。
WWDCでは例年、MacやiPhoneなどのプラットフォームの次期OSの概要が発表されることで知られている。今年は、iOS/iPadOS/tvOS 17、watchOS 10、およびmacOS 14が発表されると予想されている。
また、新しいハードウェアやサービスも発表されることがある。長年うわさされているMRヘッドセットが今回のWWDC23でついに披露される可能性があるとの見方もある。
6月5日のリアルイベントでは、基調講演やState of the Union(一般教書演説)動画の視聴などで終日過ごせるという。
Apple Parkでのイベントへの申し込みは、Apple Developer ProgramやApple Developer Enterprise Programの開発者、Apple Entrepreneur Campの卒業生、Swift Student Challengeの歴代勝者に限られる。申し込み受付は現地時間の4月4日午前9時までで、結果は4月5日午後6時までに通知される予定だ。
関連記事
- Apple Eventラストに謎のシーン AR?
Appleは新製品発表イベント「Far Out」のラストに謎の映像を差し込んだ。地下鉄のドアの前に立つ女性のシーンだ。このシーンが歪むところで動画は終わる。女性は「セヴェランス」のヘリーのようだが……。 - Apple取締役会でVR/ARヘッドセット披露? リリースは2023年か
WWDC22での発表予定が、遅れが生じているという。 - 「WWDC22」から見えたAppleの狙い “ゲームとクルマ”の攻略は実現するか
アップルの開発者会議「WWDC22」が開催中だ。WWDCとしては3年ぶりに「リアルでの開催」とオンライン開催をセットにしたイベントになったが、色々と示唆にも富んでいた。基調講演と、その後に得られた情報を加味し、今回のアップルの発表を分析してみよう。 - Apple、6月6〜10日に世界開発者会議「WWDC22」をオンライン開催 本社でパブリックビューも
Appleの世界開発者会議は3年連続のオンライン開催だが、学生向けに本社での参加も提供。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.