ニュース
横浜市、コンビニで他人の住民票誤交付 負荷で「システムエラー」 マイナカード交付率上昇も要因
マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票の写しを発行できるサービスで、他人の住民票の写しを誤って発行する問題が発生。5件・11人誤交付を確認。
横浜市は3月28日、マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチコピー機で住民票の写しを発行できるサービスで、他人の住民票の写しを誤って発行する問題が発生したと発表した。これまでに5件・11人誤交付を確認したという。
転居などが集中する3月の繁忙期に、マイナンバーカードの交付率が急上昇したことに伴い、「例年にないシステム負荷が発生した」ことが、システムエラーを誘発したという。
この障害の影響で、27日午後2時からコンビニでの証明書交付サービスを休止していたが、29日朝から再開した。誤交付の対象になった人には謝罪し、誤交付した証明書の回収を行っているという。
関連記事
- 税務署が同姓同名の他人に個人情報を漏えい 国税庁は「本人確認が不十分だった」と認め、謝罪
税務署が自分と同姓同名の他人に個人情報を漏えいした──あるTwitterユーザーの投稿が話題になった。この投稿について、ITmedia NEWSは国税局と国税庁に確認したところ、両者とも「このような案件が起きたのは事実」と認めた。 - 交付前のマイナカード紛失、千葉県富津市 他の来庁者を対応中、行方不明に
千葉県富津市が、交付前のマイナンバーカード1枚を紛失した。受け取りを予約していた人に交付しようとしていたところ、対象のカードが見当たらなかったという。 - また千葉で交付前マイナカード紛失 今度は木更津市で 誤って廃棄した可能性
千葉県木更津市は、同市が保管していた交付前のマイナンバーカード1枚を紛失したと発表した。同市の執務室内で紛失か誤って廃棄したとされ、第三者に交付した可能性はないという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.