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note、GPT使った執筆サポートAIを全ユーザーに公開 アイデア提案、表現変更、要約、タイトル付けなどが可能に
noteは4月12日、OpenAIのGPTシリーズを使った創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」を全クリエイターに公開したと発表した。2月に一部ユーザーに限定して提供していたもの。
noteは4月12日、OpenAIのGPTシリーズを使った創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」を全クリエイターに公開したと発表した。2月に一部ユーザーに限定して提供していたもの。「まるで編集者と一緒に創作しているかのような体験を届ける」としている。
note AIアシスタント(β)では、記事のアイデアや文章の改善点について提案を受けることができる。記事のアイデアや構成を提案してくれるほか、「やわらかく」「エモーショナルに」など表現を変えたり、文章をSNS投稿用にまとめたり、段落の見出しを提案したりする。また文章をレビューし、間違いを見つけたり炎上リスクを確認したり、もっと読まれるよう提案したりする機能など、計33個の機能を用意した。
利用範囲はプランによって異なり、無料会員は月5回まで利用可能。月額500円のプレミアム会員は月100回まで利用できる。また、法人向けプランは利用が無制限となっているほか、プレスリリース構成提案やイベント告知、炎上リスク確認など、法人向け専用機能も利用できる。
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