電動キックボード/電動自転車のシェアリングサービス「LUUP」を展開するスタートアップのLuupは4月25日、第三者割当増資と銀行借入・リースを合わせて約45億円の資金調達を行ったと発表した。累計調達額は約91億円になる。
新たに、第三者割当増資で約38億円、銀行借入・リースで約7億円調達した。増資には既存投資家の他、三菱UFJ信託銀行、SMBC日興証券などが参加している。
調達した資金を、ポートの拡大や車両・アプリの改善に投じる。7月から電動キックボード乗車に運転免許がいらなくなることを見すえ、安全対策の強化や交通ルールの啓発にも注力するとしている。
Loopの従業員は60人以上。現在、東京・大阪・横浜など6都市にポートを展開しており、今後もエリアを拡大していく。
関連記事
- 電動キックボード、7月1日から免許不要に 条件は最高速度20km以下など 時速6km以下なら歩道も走行
警察庁は、電動キックボードの車両区分について定める改正道路交通法を7月1日から施行する方針を明らかにした。最高速度が時速20km以下など一定条件を満たす電動キックボードは、16歳以上であれば免許不要で乗車できるようになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.